要介護度の条件が異なる現場で経験を積もう

これからずっと介護士として働いていきたいと考えているなら、できる限り自分の適性に合っている職場を選び出すのが大切です。介護施設によってどのくらいの要介護度の条件を設けているかが異なることに加え、施設の種類によって特化して対応している介護内容にも違いがあります。要支援から要介護になり、介護度が高くなっていくと対応の仕方も変えていかなければなりません。介護の性質として、利用者の満足を重視して対応する必要があるのが特色です。要介護度が高い人ほど丁寧な対応が必要になり、スキルや体力の要求も大きくなります。人によってどのような介護を必要とする人へのサービスに適性があるかが異なるので、経験を通して選び出しましょう。

介護士になったら、一つの職場に留まらずに数ヶ月から2年くらいに1度の頻度でいくつかの職場を経験してみるのも一案です。要介護度の条件が異なる施設で働く経験をしてみると、どのような介護度の利用者へのサービスに自分が合っているかがわかってきます。比較検討をしてみないと自分の適性を自分で見極めるのは難しいので、いくつかの施設を経験するのが大切です。最終的にどのくらいの要介護度の条件なら良いのか、介護施設の種類はどれが良いのかを見出すには時間がかかります。しかし、多様な現場で経験を積むことで介護士としてのスキルも広がり、いろいろな状況の利用者に臨機応変に対応できるようになって活躍できる能力も身に付くでしょう。こちらの<介護WORKアカデミア>には、そのような施設の違いなどが記載されているので参考になるかもしれません。